あなたの痛みはほんとうに椎間板ヘルニアが原因ですか?#1

こんにちは。
姿勢を良くする専門家「姿勢科学士」
喜多 英です。

腰が痛くて病院に行くと
「椎間板ヘルニアです。」
こんな経験ある人もいらっしゃるかも。

腰の痛みの原因

朝起きたら腰が痛い。
電車など長時間の座り移動ができない。


こうした痛みの原因として上がるのが
「腰椎椎間板ヘルニア」


ちなみに「ヘルニア」とはドイツ語で「飛び出す」という意味。
椎間板が飛び出して、神経を圧迫して痛いというわけですね。

痛みとは関係ないケースも

椎間板に関して興味深いデータがあります。

しびれ痛みの外来Q&Aによると
◉無症状であっても頚椎MRIでは40歳以上の60%で椎間板の変性や狭小化を認め、
64歳以上では26%で脊髄への圧迫を認める。
また、腰椎MRIでも60歳以上では57%で異常が見つかるとされている。

また

ためしてガッテンが腰痛がない人男女15人を集めMRIで椎間板を調べたところ15人中2人が椎間板ヘルニア11人は予備軍との判定。痛みがなくても80%の人には椎間板変性があると言われている。

つまり、椎間板ヘルニアは痛みのない人にもある。
痛みの出ている人に椎間板ヘルニアがあっても、痛みの原因とは限らない。


という結果が出ており、レントゲンやMRIなどの画像検査を重要視することは危険だとしています。

足のしびれを伴うケースは改善率が低い

お尻から太もも、ふくらはぎ、足先までの足にしびれを感じている人は改善率が多少下がることがわかっています。

腰椎椎間板ヘルニア手術での改善。
下肢のしびれは65%にとどまる。
なお安全に症状が消失するのは33%である。

手術を行うという選択をしたとしても約3分の1の人が改善されないというデータです。
さらに安全に症状が消失するのは3分の1という結果です。

残りの3分の1は症状が改善はしたが、まだ残るという結果なようですね。

そもそも椎間板を痛める原因は?

椎間板というものはもともと髄核(ずいかく)という芯の周りを線維輪(せんいりん)という繊維が囲っている構造です。

これが飛び出してしまうわけですが椎間板を痛める原因とは

  1. 前かがみの体勢をとる
     顔を洗うときなど
  2. カラダをひねる動作をする
     後ろを振り返ってものをとるなど
  3. 左右に傾いた体勢をとる
     右や左でほおづえをつくなど

この3点が組み合わされると椎間板にダメージが加わることがわかっています。
要は不均等につぶされるとダメージを受けるわけですね。

日常生活を見直してみる

椎間板ヘルニアになってみて、手術をする場合も、それ以外をする場合も日常生活を改善することは大切です。

前かがみでカラダをひねりながらという体勢は結構あります。
こうした日常生活での積み重ねがカラダの異常の原因になると考えています。


治療を行う前に、まず日常生活を見直してみて、痛みの出る仕草はどんなものか?
これを確認していきましょう。


これは痛みを感じている時にしか、カラダにとって負担のかかる動きというのは自覚がしにくいと思います。
無理のない範囲でやってみてください。


長くなりましたので今日はこれで。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
姿勢を良くする専門家「姿勢科学士」喜多 英