膝からグニっと音がしたあと痛みが強く怖さが取れない

皆さんこんにちは。
ねこ背・ストレートネックを根本改善!
《骨格矯正×深筋膜リリース》理想の美姿勢へ
トータルボディケアRefine代表の喜多 英(きた ひで)です。

今回は左膝の痛みを抱えた60代女性です。

痛めたきっかけとして、膝が内側に入りながら曲げた際に、
グニっと痛めたような違和感があったそうです。

専門的にはニーインと言われるような
体勢になって痛めたものだと思われました。

膝を今回のように痛めた時に最も怖いのは、
前十字靭帯の断裂だと思います。

膝の靱帯は主に4本で
前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靱帯、外側側副靭帯です。

そしてその中でも前十字靭帯、後十字靭帯は、
膝関節の要とも言える靭帯のため、これがもし断裂などしていたら、
間違いなく手術が必要になる状態だと考えています。

そのためまずは前、後十字靭帯の異常がないかを確かめるために、
整形外科テストを行ってから異常がないのを確かめてから始めました。

痛い部分を伺ってみると
正確には膝の内側の部分に痛みがありました。

痛い部分からして鵞足炎に近い症状であると考えて、
問題となる主に3つの筋肉のテストを行いました。

最初に半膜様筋、次に薄筋、
最後に縫工筋を行い、最も嫌な感じを感じたのは縫工筋でした。

そのため縫工筋の柔軟性を高めたり、
滑走性を高める手技を行い、縫工筋の伸長テストで
痛みが無くなるところまで行い終了しました。

そして膝から下が外側にねじれる状態にあることも
膝の内側の痛みの要因であることも伝えて、
縫工筋のセルフケアと、膝の過外旋を改善していくことを指導しました。

今回は、急な負荷によって痛めたものだと思われますが、
そうしたきっかけの後も痛みが続くケースがあります。

それは、通常ならば問題ないぐらいの軽度の過外旋などが
痛めた後には刺激となり痛みが改善しにくいという状況があると考えています。

今回は膝を曲げる際に怖さがあったのが、
膝内側の伸ばされるストレスを減らすことで
改善できた例でした。

同じような痛みで悩む方に届けば嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございます。

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