トータルボディケア
Refine(リファイン)です。
自分の姿勢について知りたい
ということで、
大きく分けると
良いのか?悪いのか?
もう少し詳しくみると
どこが良いのか?悪いのか?
もちろん、この場では
姿勢をチェックすることが
できませんから、
チェックしやすいポイントを
お伝えしますので、
ご家庭でご確認いただければと
思います。
では早速、
姿勢をチェックするには
簡易な方法と詳しくみる方法
があります。
まず簡単な方法から。
①壁などに背中を合わせて立ち
②お尻と背中と後頭部がつくか?
をチェックするものです。
壁にかかとやふくらはぎを
つけるやり方もありますが
チェックポイントが少ない方が
わかりやすいため
簡易でみる際は私はそうしています。
ここで理解できるのは
頭が骨盤や肩の上に
しっかりと載せることが
できているのか?
頭というのはそれだけで
5〜7キロある重いものですから
なるべく省エネで持つ必要が
あります。
そのためには、
重心から離れず、
からだの近くで持つことが
不可欠です。
そのため頭が肩から離れる
デスクワーカーなどの
画面を見る人は肩こりや首こり
に悩まされる人が多いわけです。
頭の位置を簡易にチェックするだけでも
価値があると思います。
では次に詳しくみる方法です。
この方法は簡易と違い、
からだの一つ一つのパーツの位置を
比較していきます。
そのため、全体的な位置関係も
チェックすることができます。
ただし、これは1人では行うことが
難しく、する場合は写真などで
自分の姿を撮影してから分析します。
では早速やり方を紹介します。
まずは、自然な姿勢で立ちます。
側面から見る場合と
正面から見る場合がありますが
まずは側面から。
チェックしていくポイントは
①耳の穴(頭の位置)
②肩の中心(肩の位置)
③股関節の中心(骨盤の位置)
④膝の前三分の一(膝の位置)
⑤外くるぶしの指一本前(足首の位置)
これをひとつひとつ
一緒に見ていきましょう!
難しく思えるかもしれませんが
誰にでも理解できるように
お伝えしますので安心してくださいね。
では
①耳の穴(頭の位置)は
頭の位置の目安です。
おでこやあごなどだと
顎が上がっている場合や
逆にうつむいている場合などは
正確に位置を判断できなく
なりますので、
たとえ、頭の傾きに違いがあっても
誤差のでにくい、耳の穴で
判断していきます。
②肩の中心(肩の位置)は
肩峰(けんぽう)という位置を
確認します。
それは鎖骨を触ってみて
外側にずらしていくと
鎖骨(さこつ)の終わりに平たい部分が
発見できると思いますがそこです。
またこの位置は
鎖骨(さこつ)と肩甲骨が交わる位置のため
肩甲骨側から探すことも可能です。
またどうしてもわかりにくければ
肩の中心と考えてもらえれば
正確な位置でなくても問題ありません。
次に③股関節の中心(骨盤の位置)
これは少し難しいですが
骨盤の骨の少し下にあります。
昔の牛乳を飲むときのように
腰に手を当ててもらうと
手に当たるのが
腸骨という骨盤の骨です。
そこの手の平1枚分ぐらい下に
大腿骨(だいたいこつ)という骨の
触れる部分があります。
これもわかりにくければ
骨盤の骨の中心で大丈夫です。
④膝の前三分の一(膝の位置)
は正確にはガーディー結節と
呼ばれる部分です。
これの探し方は
外くるぶしを触ってもらって
そこから上に上がっていくと
膝の少し下ぐらいにぽこっとした
出っ張りがあります。
これが腓骨(ひこつ)という
すねの外側の骨です。
ここから斜め45度前上方に
ガーディー結節はあります。
はい。
これは難しいですよね。
わかりにくい人は飛ばしてください。
⑤外くるぶしの指一本前(足首の位置)
これはもうそのまんまです。
外くるぶしを見つけて
そこから下に指を落としていき
指一本分だけ前に移動すると
骨のない少し柔らかい部分が
あります。
ここです。
これら5つのポイントが
垂直にそろうことが良い姿勢だと
言われています。
もっと簡単に考えると
下から体のパーツという
積み木がゆがむことなく
積み上がれば正解です。
真っ直ぐで無くなるほど
崩れそうなバランスを
筋肉で補おうとする分
からだに負担をかけることになり
不調へとつながるリスクは
上がっていきます。
では正面から見る場合です。
そろそろ集中力の限界ですか?
大丈夫!私もですw
正面からは
①耳たぶの高さ(頭の位置)
②肩の高さ(肩の位置)
③腸骨稜の高さ(骨盤の位置)
の左右の高さの違いを
確認していけばオッケーです。
理想としては
左右の高さがおおむね同じこと。
そしておでこと鼻とアゴを
垂直に結んだ線が
鎖骨と鎖骨の間、
おへそ、膝の間、足首の間
を通ることが望ましいです。
これらは単純な高さの比較のため
難しくはありませんが、
①耳たぶの高さは
耳たぶの大きさなどに左右差が
ないと仮定したときに
頭の傾きを確認するために行います。
③の腸骨稜については
左右の骨盤の骨である
腸骨(ちょうこつ)の高さを
確認します。
とまぁ
かなり長くなってしまいましたが、
以上が姿勢をチェックする際に
私が確認している中の
わかりやすいものです。
他にもチェック方法などは
多くあると思いますが、
最初に紹介した簡易チェックで
お尻と背中と頭が一直線に
そろっていない、
という人は多くいると思うので
参考にしてみてください。
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