皆さんこんにちは。
ねこ背・ストレートネックを根本改善!
《骨格矯正×深筋膜リリース》理想の美姿勢へ
トータルボディケアRefine代表の喜多 英(きた ひで)です。
今回は腰痛といっても正確には臀部痛で
お悩みの方が来られました。40代前後の男性でしたが、
腰痛の部位が左の上後腸骨棘の外側でした。
腰痛といっても実際に聞いてみると
腰のベルトラインの部分ではなく
下方であったり、仙骨よりも外側であったりします。
私はまず高さを見極めるために、
ベルトラインを直接触って
痛い部分はここですか?それとも上ですか?下ですか?ということを確かめています。
痛みを感じている部位を正確に把握するというのは
改善を考える上で非常に大切だと感じています。
話を戻します。
考えられたのは上後腸骨棘の外側でしたので
腸骨のあたりになります。
そしてそのあたりは最も大きな大臀筋と
少し深部に当たる中臀筋との境目のあたりでした。
前屈をしても後ろに反らしても痛く
最も痛いのは左に傾ける動作で強い痛みを感じておられました。
中臀筋と大臀筋の間の滑走が悪いことなどを考え、
色々なアプローチを行いましたが、
腰部にも痛みがあり、腸肋筋にも圧痛があり、
腸骨の上縁にも痛みがあったため、
皮膚の滑走を行うと痛みが軽減したこともあり腰椎2、3から起立筋を抜けてくる
上殿皮神経の痛みではないかと考えました。
他にも、痛みが緩和しやすいように、
仙腸関節の安定性を高めるためのテーピングなども行いました。
私は具体的に解決策を行うことが大切だと考えています。
これは誰かを批判するということではなく、
皆が医療機関に行って満足した治療を受けているということであれば
私たちのような分野はいらないと考えています。
しかし、この整形外科分野の痛みはあっても
命に影響することはない部分は画像でも判断しづらいため
十分な治療を受けることが難しいと感じています。
私たちが医療に代わることはありませんが、
医療において対象としにくい
繰り返す痛みなどを丁寧に見ていこうと考えています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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