こども膝の痛みオスグッド成長期サッカー膝への対処

皆さんこんにちは。
ねこ背・ストレートネックを根本改善!
《骨格矯正×深筋膜リリース》理想の美姿勢へ
トータルボディケアRefine代表の喜多 英(きた ひで)です。

4月5月6月の夏までの時期によく対応するのが
膝の痛み、その中でもオスグッドと呼ばれる膝前面の痛みです。

別名サッカー膝などとも呼ばれる通り、
サッカーをしているお子様にも多い疾患です。

サッカー膝やジャンパー膝、ランナー膝など
色々な痛み方がありますが、

今回のオスグッドと呼ばれる膝の痛みは
小学生4年生あたりから中学2年生までぐらいが多い印象です。

要因の一つとして成長期であることにより
骨の成長のスピードの早さに筋肉の柔軟性が追いつかない時期でもあります。

そのため柔軟性が低下しやすくなってくると
前ももの筋肉である大腿四頭筋、特に大腿直筋が硬くなり緊張します。

この大腿直筋はお皿を包み込むように腱となってスネの骨についています。

オスグッドの痛み方をざっくりいうと
スネについている腱の部分が引っ張られることで痛むわけです。

そのため特徴として膝の下側の骨が少し出っ張ってきたりするわけです。

では腱がなぜ引っ張られてしまうのかというと、
前ももの筋肉が緊張して長さが短くなってしまっていると
当然くっついている部分に牽引力という引っ張られる力が発生します。

それが高頻度で繰り返されたりすることが
オスグッドの主な病態であると考えています。

そのために大腿直筋の柔軟性をまずは測定し、
短くなっているならば、柔軟性を取り戻す必要があります。

しかし一般的なストレッチを行うと、
筋肉を伸ばす刺激が腱、付着部にも発生してしまい
痛みを悪化させてしまうことにもなりません。

そのため付着部に牽引力が伝わりにくい形で
大腿直筋を緩める必要があります。

そうしたことを行っていくと
私の実感では約8割のオスグッドは痛みに良好な変化が見られます。

もちろん、大腿直筋の柔軟性だけではないタイプもありますが、
オスグッドの基本はこの部分であると考えています。

次にはその大腿直筋の緊張してしまう姿勢や動きはどれか?
そこまで修正できると再発も軽減できると感じています。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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