皆さんこんにちは。
ねこ背・ストレートネックを根本改善!
《骨格矯正×深筋膜リリース》理想の美姿勢へ
トータルボディケアRefine代表の喜多 英(きた ひで)です。
今回は肩の痛みでお悩みの方を対応させて頂きました。
肩が痛く、特に痛い動作はジャケットなどを羽織るような動作でした。
今回が2回目だったのですが、
日中ずっと痛いということはなく、
ただ、肩を横に上げる外転動作で行うと70度あたりで痛みが出ました。
他にもチェックしていくと、
腕を外側にひねるような動作である外旋が10度ぐらいしか開きません。
反対の肩は問題なく80度ぐらいは開くことができていました。
意外にも少しだけ痛みはあるものの結滞動作と呼ばれる
腕を腰のあたりに回す動きはそれなりにできていました。
初回は痛みを誘発しないように配慮しながら、肩甲骨と肋骨の間の柔軟性を出していきました。
2回目である今回は、制限が明らかとなっている肩の外旋の動きを作るために、
肩前方の組織を狙っていきました。
すると痛みがあったはずの腕を横に上げる動作でも痛みの改善がみられました。
正常な肩の動きとして、肩を上げていく際には
90度ぐらいまでは特に腕が外旋と言って外にひねられるようになり、
その後130度あたりからまた内にひねられる動きになります。
そのため外旋の動きが制限されていることで、
正常な軌道を通ることができず、衝突してしまい痛みになっていたのではないかなと予測しています。
肩の痛みを生むのは肩局所へのストレスではありますが、
その背景には上腕骨の軸がずれてしまいことが関係しています。
そして軸ズレを起こす要因に、
肩甲骨周囲筋の機能低下や柔軟性の不足、
または肩甲骨の位置異常=姿勢が悪い
ということが関係していると感じています。
そうしたことを含めて対応することが必要だと感じていますが、
なかなか私が聞く限り、病院でのリハビリで対応してもらっている人が少ない印象です。
保険適応で医療機関で行う以上、背景の部分まで行うことは様々な都合上難しい現実を感じます。
今痛みを感じている方にこうした考えや具体的な方法としての手技がお役に立てると嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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