長引く腰痛の代表「仙腸関節痛」仙腸関節の役割とは?

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皆さんこんにちは。
ねこ背・ストレートネックを根本改善!
《骨格矯正×深筋膜リリース》理想の美姿勢へ
トータルボディケアRefine代表の喜多 英(きた ひで)です。

本日は長引く腰痛の一つである
「仙腸関節痛」についてお伝えします。

腰痛といっても痛みのある箇所を詳しく見ると
やはり色々な部位に痛みがあるものです。

腸骨という腰骨の骨(ベルトライン付近)や
それよりも上、下など高さの違いや
背骨の中心に近い、脇腹の方である外側など

痛みの出ている部位を正確に確認することで
どこの組織が痛みにつながっているのか?を確かめることができます。

そもそも腰痛というのは大カテゴリーであり、
腰の痛みや臀部痛、痺れや下肢痛などさらに細かく分かれていきます。

その中の分け方の一つに桐蔭横浜大学の教授でもある
理学療法士の成田崇矢先生が分類した4つの原因があります。

それは、
1、椎間関節性腰痛
2、筋筋膜性腰痛
3、仙腸関節性腰痛
4、椎間板性腰痛
の4つの分類です。

腰痛人口は2800万人ほどいると言われており、
その中の約8割はレントゲンやMRIなどの画像検査を駆使しても
なかなか原因を特定することはできないと言われています。

非特異的腰痛=原因が特定できない腰痛と呼ばれています。
話が脱線してしまいましたので「仙腸関節痛」に戻します。

この「仙腸関節」実際には骨と靱帯により強固に結合されていて
1~2ミリほどしか可動性がありません。
そのために長い間、不動関節などと呼ばれてきました。

しかし近年になり、仙腸関節の微妙な可動性が、
上半身の重さや床からの突き上げなどのショックを和らげてくれていることがわかりました。

例えるならば車の足回りの部分で、地面の凹凸を吸収してくれることで
快適な乗り心地を提供してくれる。そんな役割を「仙腸関節」がしてくれています。

しかしその「仙腸関節」のわずかな可動性がなくなり固定化されると
ショックを逃すことができずに痛みにつながる場合が多くあります。

今回は長くなってしまいましたので
次回にまたご説明しますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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