姿勢改善

姿勢が悪く、不良姿勢でお悩みの方は多くおられると思います。幼い頃から背中が丸まっていると不快な指摘を受けた方もいらっしゃると思いますが、健康や美容の観点から見ても間違った指摘ではありません。不良姿勢を一時期続けるだけであれば問題は小さいですが、積み重なることで痛みや不調の習慣が形成されます。ここでは不良姿勢を改善するための情報について私なりに解説します。楽しみにながら読み進めて頂ければ幸いです。

このような症状で悩んでいませんか？

• 肩こりや背中の痛み、頭が痛くなる
• 腰の反りが強い、長時間立つと腰が痛い
• お尻が横に広くO脚が気になる
• 同じ姿勢が続くと腰や背中が痛くなる
• 座っていて立ち上がる時など動き出しがツラい

お客様の声

背中の丸まりとウエストのくびれの左右差（側弯）

友達に歩いてる姿を後ろから見たら「背中が少し曲がっているよ」と言われて気になったのと、ウエストのくびれが左右に差があり気になっていました。整形外科に行こうかどうしようかと迷っていた時に新聞の折込チラシを見てすぐに院に伺いました。そこで施術を受けるかどうか迷っていた時、当院で施術を受けていた人の施術前と後のデータを見て改善されているのを見て自分もと決断しました。実際に通ってみて3ヶ月になるが、鏡を見て自分の姿が徐々に変化し、悩んでいたウエストのくびれがよくなりつつあるので嬉しく感じています。72才、いつまでも若々しい容姿でありたいと思っています。

I様　女性　70代　姫路市

肩の高さが違ったのが姿勢も良くなり痛いところも無くなった。

お友達に片方の肩が下がっていると言われていました。リファインに来たきっかけは健康歩道で知り合った人が通っているということであまりにもハツラツとしている姿に来店を決めました。実際に通ってみて明るくなり、テレビを見て笑うようになり、今は痛いところも無くなりました。通うことで姿勢もキレイになって、つまらないものにお金をかけて捨てるより健康のために私はお金を使おうと思いました。

S様　女性　70代　姫路市

どこが悪くてどこを良くしたらよいのか？細かな説明に納得

肩こり、左ヒザの痛み、腰の痛みがありました。カフェゴールデンエイジの体験会の記事を見てすぐに電話して予約を取りました。体験会に参加してどこが悪くて、どこをよくしたらよいのか、細かな説明があり、良くなるならと思いました。通い始めてみて、肩こり左ヒザの痛みもあまり感じなくなり、腰の痛みも以前の様に感じる事がなくなりました。健康でいるために、姿勢はとても大切だと思っています。今以上に健康になりたいと思います。姿勢はとても大切だと思います。相談した事をていねいに教えてくださるので、リファインに来た方が良いと思います。

Y様　女性　40代　姫路市

不良姿勢の種類と原因

代表的な不良姿勢を下記にまとめました。他にも多くの不良姿勢がありますが、背中が丸くなること、腰を反らせすぎてしまうこと、丸まりすぎてしまうことなどこのタイプが人生の中で180度変わるということは少ないと感じています。ご自分の歪みやすい方向を見定めることが、効果的な改善策を打つことにつながり、それらは日常で行えるセルフケアに生きてくると感じています。楽しみに読み進めていただければ幸いです。

ねこ背・まき肩・頭部前方

ねこ背・まき肩・頭部前方とは

不良姿勢の代表例が、ねこ背・まき肩・頭部前方であり、背中の丸さや突き出した頭、悪い姿勢でデスクワークをしているイメージをしていただくと分かりやすいかと思います。背中が丸まってくることで背中の筋肉は常に引き伸ばされ、また頭が前方化することで支えるために頭頸部の筋肉は過緊張になります。頭痛や肩こり、肩甲骨の間のこり、背部痛や腰痛まで関係してくる悪い姿勢です。

ねこ背・まき肩・頭部前方の原因

この不良姿勢の最も根本的な原因は前かがみの作業です。前に屈み、背中を丸めた姿勢をとり続けることで、背筋は常に緊張することで血流が悪くなり、前胸部は短縮して適切な長さに伸びなくなっていきます。腕を前に動かすことは抵抗ありませんが、体の後ろに引こうとすると胸の辺りに抵抗を感じる方が多いのではないかと思います。頭部が前方化する理由として、画面を見るなど見やすい状況をつくれる反面、重たい頭を体から離れた位置で支えることとなり、体にかかる負担が増大してしまいます。

反り腰（骨盤前傾＋腰椎前弯増加）、受け腰（骨盤後傾＋腰椎後弯）

反り腰・受け腰とは

腰痛の原因として反り腰ということは聞いたことがあると思います。反り腰とは細かく分けて考えると全てではありませんが多くの場合は、骨盤の過度の前傾とそれに伴い腰椎の過度の前弯の組み合わさったものと言えます。そしてその結果として腰椎が常に反らされる負荷が加わることで痛みを感じる場合が多くあります。これらは、立っているとき、歩いているときなどに多く経験します。受け腰とはその反対に骨盤後傾と腰椎後弯が組み合わさったパターンで、イメージしやすいのが膝が曲がり、お尻が下がり腰と背中が丸くなった悪い姿勢です。これも椎間板にかかる負担が増大することや前屈みのために腰背部の筋肉の負担が増大します。

反り腰・受け腰の原因

正常であっても私たちの背骨は生理湾曲と呼ばれるS字のカーブがあり、腰の部分は前弯といって少し反らされるような形状になっています。そのため、ここに重力が加わると少し曲がったカーブがさらに曲がろうとするために反り腰の傾向はさらに強くなります。そして筋性の問題として、太ももの前側から股関節の筋肉や腰部の筋肉が緊張したり短縮したりすると骨盤を反り腰の方向に引っ張るため反り腰が進行しやすくなります。また腹部や臀部などの筋機能の低下によっても同様のことが起こり、受け腰の場合も逆にはなりますがおおよそ似たような原因があると考えられます。

O脚（内反膝）・X脚（外反膝）

O脚・X脚とは

一般的に足の内側をくっつけて立ったときに膝が離れ、足首はくっついているのがO脚です。反対に膝はくっついていて足首の部分が離れてしまうのがX脚です。どちらも足の形がアルファベットのOとXに見えることからそのように呼ばれていると理解しています。O脚になることで最も多いお悩みは美的な観点だと思います。O脚が継続していくと、膝の内側部分にかかる圧力が増えるために軟骨の損傷や骨棘の形成など変形性膝関節症などの可能性も高まります。X脚に関しても外側部分に圧力が増えることや、動作の中で膝が内側に行きすぎることで膝の靭帯を痛めるケースは多いため注意が必要です。

O脚・X脚の原因

O脚は膝が外側に、X脚は膝が内側に位置していますが、実際には平面上でだけ移動しているのではなく、必ずねじれが伴っています。そしてそのねじれは股関節から始まっている場合が多くあります。例を挙げて説明すると、O脚でもタイプがあり、若い女性に多いタイプのO脚は大腿骨（太ももの骨）の内旋（内ひねり）と脛骨（すねの骨）の外旋（外ひねり）の組み合わせが多いです。大腿骨の内旋を伴うために、骨の構造上、骨盤の骨が横に広がっているようになり、ウエストのサイズが上がったり、お尻が横に広がっているような印象を与えることがあります。膝の歪みは股関節や骨盤の歪みが関係していることがあるため、総合的にチェックできると良いと感じています。

当院の不良姿勢改善法

改善のポイント1　不良姿勢の原因となる筋・筋膜の過緊張をゆるめ血流を促進

姿勢が悪いと言ってもどこに歪みがあるのか？ということを認識した上で、そこに対処をしていくことが求められます。高齢者の姿勢不良には筋筋膜や関節の動きが硬いなどの可動域制限が見られるために不良姿勢になっていることが多く、若年層では目指すべき姿勢を知らない可能性と良い姿勢を維持するだけの適切なインナーマッスルをうまく働かせることができない問題があります。まず最初には不良姿勢で固まってしまっている筋筋膜性の過緊張をゆるめることで、良い姿勢をとりやすくします。

改善のポイント2　不良姿勢に関係する姿勢・骨格の歪みを整え、根本原因にアプローチ

皮膚や筋肉の制限をしっかりと取り除いたら次に行うのは関節の動きのクセを緩和していきます。当然ながら普段から動かしやすい方と動かしにくい方が存在しています。そして動かしにくい方は使われないためにさらに動かしにくくなっていきます。そのため関節の動き自体も偏りが生まれます。ねこ背で言えば、背中を丸める動きは得意ですが、背中を反らせる動きはしにくかったりします。まき肩で言えば、肩甲骨が背骨から離れる動きはしやすく、肩甲骨が背骨に寄る動きはしにくくなっていることが多いです。筋性の問題だけでなく、骨性の可動域も改善することで良い姿勢がさらにとりやすくなることを私たちは実感しています。

改善のポイント3　末梢神経の走行に合わせて滑走性を向上させ神経系にアプローチ

骨という土台をサポートしているのが筋肉や皮膚です。そしてその間を縫うように走行しているのが神経や血管などです。神経がうまく働けなければ、信号をうまく筋肉や脳に届けることができず、痛みや運動障害、感覚の異常などを引き起こします。そして血管も流れが滞れば、痛みを感じる発痛物質や乳酸は排出することができず溜まり、新しい血液が運ぶはずの新鮮な酸素や栄養素も組織に届きません。そして神経も血流が必要であることがわかっています。それらは筋肉や脂肪組織の間を走行していて、狭くなっているポイントが多く存在します。そんなポイントに重点的にアプローチすることで神経や血流を促進することを目指した施術を行っています。

改善のポイント4　ねこ背の原因とされる機能低下した筋を、選択的収縮により活性化

若年者の姿勢改善には特に重要になりますが、良い姿勢というのは最小限ではありますが、筋肉や組織の働きを必要とします。理想的な姿勢とは最も楽な姿勢ではありません。少なからず筋性の働きを必要とします。その筋肉の働きが悪い姿勢を続けることで失われ機能低下を起こしていきます。その筋を活性化するために必要な運動を行います。一般的にはアウターマッスル（表面にある大きな筋肉）の働きすぎとインナーマッスル（深層にある小さな筋肉）のサボりすぎという組み合わせは多くの不良姿勢に当てはまります。そのサボってしまう習慣のついた筋肉を選択的に働かせることにより良い姿勢を維持できる状況を作っていきます。

改善のポイント5　薬に頼らず、再発しにくい身体づくりをサポート

不良姿勢はねこ背、まき肩、頭部前方など習慣的な姿勢のため繰り返すことが多いです。最初、姿勢が悪い方が良い姿勢を取ろうと努力することは非常に大変に感じます。それは体の筋などの準備ができておらず、無駄の多い動きで良い姿勢を保とうとしているからです。良い姿勢を取ることは技術です。その技術を習得していけるように私たちはサポートを行っています。考えてみれば良い姿勢を取っている人がすごく疲れるのか？というとそうではないと思います。朝起きでもダイエットでも最初始める時が最も変化が大きいために辛く感じるわけです。そのため最初はサポートを頻回に行うことで変化の始めを乗り越えられるようにしています。

不良姿勢の悩みの再発を防止する方法

不良姿勢は習慣性の歪みです。日頃の日常生活の習慣にも変更を加える必要があります。その上で、歪みが大きくなってきたと判断したら施術を受けたり、毎日のセルフケアを大切に行う必要があります。また身体の質を変えていくための習慣が必要になります。他にも様々な方法がありますが、代表的なものを記載します。ご一読ください。

再発防止法1　筋骨格の問題を改善し姿勢を改善させることで内蔵、脳機能を促進

不良姿勢は筋骨格系の歪みを指していますが、実は問題は内臓や脳機能にも及ぶ場合があります。背骨が適切なS字カーブを保つことにより内臓を守る胸郭のスペースも確保することができ、肺が十分に広がることで豊富な酸素を多く取り入れることで脳機能の活性化につながります。姿勢の悪化はひと時であれば大した問題ではありませんが、継続した長い期間繰り返されることで小さな問題が大きな問題へと発展していきます。筋骨格系の問題を取り除くことは皮膚、筋膜、筋肉、関節、神経、血管だけでなく臓器や脳機能にも影響を与える可能性があると感じて姿勢改善の具体的方法をお伝えしています。

再発防止法2　組織の質を変えるセルフケアを指導

痛みを発している筋肉などの組織は少なからず損傷をしています。そしてその損傷は施術により緊張を緩和し、血流を改善することで一時的に回復をしますが、弱ってしまった組織の質まで改善することはできません。私たちの筋肉などは日々生まれ変わっていますが、その細胞が生まれ変わる間隔は約半年ほどの時間がかかります。負担を受け続けることで少しずつ弱くなってしまった組織は良い状態をキープすることで次の半年に前よりも良い状態に生まれ変わります。こうした弱ってしまった質を改善していくには時間がかかります。組織の質を改善する具体的なセルフケアをお伝えします。

再発防止法3　変えられる習慣に焦点を合わせた具体的なご提案

不良姿勢の習慣は多くあり、それらは生活に密着しています。お仕事柄、長時間のデスクワーク、家事や育児などは変えられない動作であると考えています。しかしながらスマホやスクリーン画面の角度を工夫したり、背中を引き締めてから動作を行い背中が丸まらない姿勢を作るなど変えられない部分ではなく変えられる部分に焦点を合わせて積極的に取り組むことで必ず良い習慣は体得できると考えています。ねこ背・まき肩・頭部前方、反り腰・受け腰、O脚・X脚、他にも左右の肩の高さや骨盤の歪みなど改善するための具体的なご提案を行っています。

不良姿勢についてよくある質問