皆さんこんにちは。
トータルボディケアRefine姿勢科学士の喜多 英(きた ひで)です。
いよいよ施術です。
施術に関しては色々な考え方があり、
どれか一つの正解があるわけではないため
あくまでも私の行なっている流れをご紹介します。
私の場合、まずは仰向けになってもらい
左右の足の長さの違いや骨盤の高い側、ひねりをチェックします。体の使い方により左右差が生まれ、
それにより股関節の開きにくい側などが7、8割は想定できます。
そうすると圧痛点と言われる
押すと痛い場所もここらへんが痛いというのがわかるようになります。
そして肩から首の表層にある僧帽筋の緊張、肩甲挙筋の緊張、
斜角筋の緊張、板状筋の緊張などをチェックします。
特に重要視しているのは頭痛を感じておられる方は
後頭部の筋肉に圧痛がないかどうかを確かめます。多くの方は押すとそこがいつもこることや痛みがあることを教えてくれます。
そのチェックが終わったら、
私はうつ伏せになってもらい、背中のチェックをします。
骨盤の高さなどが気になれば、そこから入ることもありますが、
今回は割愛します。
背中が丸い状態になっている方は、背中をうまく使うことができず、
首だけで動かそうとしすぎている方が多いので、
まずは背中の緊張を緩めるリラクセーションから開始します。
そして背中の丸みを伸ばしながら、胸を張れるように胸骨を上方に誘導します。
その後に肩甲骨の固まっている動きを確認します。
肩甲骨が背骨から離れる方向は動きやすいが、背骨に寄る方向は硬い。
または上に上げるのは動きやすいが、下に牽引すると硬いなどを探りながら動かします。肩甲骨が肋骨の上をスムーズに滑るように
気持ちいい強さで動かし、筋肉に縮んでは伸びてを繰り返すことで
血の流れを良くしていきます。
肩甲骨から首に付着している筋肉は多いため
ここを緩めることで、肩だけでなく首の緊張も落ちる場合が多くあります。
そこを十分にした後に首に取り掛かるわけです。
こうすることで、頚椎の問題がすでに少なくなっており、
デリケートな部位である頚椎をイタズラに動かすことが減少します。
当日の楽さだけでなく、翌日以降の体のダメージも考えて施術を行なっています。
いよいよ首ですね。次回にお伝えします。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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