40肩の痛みに必要な筋のリラクセーションと関節包

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皆さんこんにちは。
姿勢改善から動けるカラダをつくる
『姫路の整体院Refine(リファイン)』代表の喜多 英(きた ひで)です。

腕を上げるときに肩に痛みを感じる40肩と呼ばれるものがあります。
肩の疾患として、凍結肩、肩関節周囲炎、40肩・50肩などが有名です。

他にも骨頭が衝突するインピンジメント症候群や、
上腕二頭筋腱炎などや腱板損傷など多くの痛みの原因があります。

40肩の場合、多くは関節包と呼ばれる最も奥の関節を包んでいる袋が
固く、繊維化してしまい炎症を起こしていると考えられています。

そして体を守るために防御性の筋収縮を伴うことで、
筋肉自体も硬くなり緊張してしまいます。

その場合は、まずは筋肉のリラクセーションを行うことから始めていきます。
なぜならば、筋肉は関節包に比べて表面に近いため、
そこを緩めてからでないと適切に関節包にアプローチをすることは難しいと考えています。

緊張が強くなっていると多くの場合は、
筋肉を抑えると圧痛と呼ばれる痛みを感じます。

それを確かめていきますが、
代表的な40肩での圧痛の取れる部位としては、

棘上筋前部繊維、棘上筋後部繊維、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つの筋肉は、
腱板筋群と呼ばれる上腕骨の安定性に重要な筋肉のため入念にチェックします。

そしてそれ以外にも、
上腕二頭筋、上腕三頭筋、小胸筋、鎖骨下筋、烏口腕筋、肩甲挙筋、菱形筋、前鋸筋などの肩甲骨や胸郭、腕についての筋肉も確認します。

そして筋肉の過緊張を緩和した後で、
烏口肩峰靭帯や腱板疎部などのポイントも狙いながら、
関節包にアプローチをしていき上腕骨頭の動きを回復していきます。

実際に関節包へのアプローチには非常に時間がかかるのが通常です。

医療機関でのリハビリ等で速いところで6~8ヶ月ほど、長い例は2年~3年とも言われています。

1日でも早く夜間痛などの緩和を図ることで
日常生活で痛みを感じる瞬間を減らしていきたいと考えています。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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