【50歳以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・ヘバーデン結節】#2

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トータルボディケア

Refine(リファイン)です。

 

今回は、

【50才以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・へバーデン結節】#2

をご紹介します。

著者についての詳細
治療のいらない体づくりを目指すには姿勢の改善が不可欠と考えている歴12年のセラピストです。こどもの姿勢に関して2014年より「こどものための姿勢教室」として学校への講演会を100回以上開催し、各メディア(神戸新聞・朝日新聞・産経新聞)へも掲載。専門的すぎず全体を理解しやすいような情報提供を行っている。本内容はあくまでも個人の見解であり、読み物としてご覧いただく目的で作成されており、医学的根拠に基づくものではないことをご了承願います。

閉経をきっかけとしたカルシウム不足

閉経をきっかけに女性ホルモン量の減少に伴い、骨のバランスが崩れカルシウムがどんどん不足していきます。ただ、カルシウムという栄養素はなくなってすぐに問題が出るわけではなく、少しずつ体に影響を与えていきます。約5年から10年ぐらいかかるケースもあり、カルシウム不足の状態が続いていることが色々な障害へとつながっていきます。

カルシウム不足の問題点

ひとことでいうならば多くの障害につながるということでしょうか。

前回も申し上げましたが、下記2つも閉経をきっかけに起こりやすく、カルシウムの不足とも大きな関係があります。

更年期障害

閉経を50才として45才〜55才の10年間を一般的に更年期といいます。徐々に閉経していくに伴い、女性ホルモンを分泌量が減っていくことでバランスが崩れ、自律神経の働きなども関係してきます。

具体的には肩こりや疲れやすい、発汗やイライラしやすいなど症状は多岐にわたります。

骨粗しょう症

骨密度が低下することで骨が脆くなってしまう状態です。骨というのは常に破壊と再生が繰り返されており、閉経を機に起きる変化としては女性ホルモンの減少と大きく関係がしてきます。

具体的には骨密度の低下から圧迫骨折や転倒での骨折のリスクが高まります。

閉経からの悪循環

閉経からからだに起きること

閉経→女性ホルモン量減少→カルシウム不足→障害

という流れです。ほんとにざっくりですが。。。

 

もう少しだけ詳しく伝えると、閉経が始まる前5年あたりぐらいから個人差はありますが女性ホルモン量は減少してきます。そのため、からだはいつもと違う感じに戸惑うことで更年期障害などにつながると考えられます。

閉経というのは女性にとって大きな移行期間であり、からだの転換点です。

なくすことはできませんが、対策を行うことでよりスムーズに移行できるようになるはずです。

余裕のあるうちに予防を

骨粗しょう症などは60歳以降で、転倒での骨折や圧迫骨折などで要介護状態になる3番目に大きな要因であり注意が必要な疾患です。なってからカルシウムをとったりしてもなかなか改善がみられません。

ぜひ、今の余裕のあるうちからカルシウムをとる習慣を取り入れましょう。良い習慣を取り入れることで一歩ずつ健康に近づいていきましょう!

終わりに・・・

いかがだったでしょうか?

次回は、いよいよ

【50才以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・へバーデン結節】#3

について解説します。

お楽しみに!

【50才以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・へバーデン結節】#1

【50才以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・へバーデン結節】#2

【50才以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・へバーデン結節】#3

【50才以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・へバーデン結節】#4

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