【No.8】からだの負担をとりのぞく方法と圧痛とは?

からだの基礎知識

トータルボディケア

Refine(リファイン)です。

 

今までからだの不調は

「誤ったからだの使い方」

にあり、たまってきた結果として

不調につながる

ということをお話してきました。

 

もとはといえば、

からだの使い方を治すことが

根本解決であることは事実ですが、

なかなかむずかしいですね。

 

たとえば、仕事での作業により

不調につながってしまうと

いった場合です。

 

からだにかかる負担を

減らすことはできても

ゼロにすることはできません。

 

では最低限かかってしまう負担は

どうすれば良いのでしょうか?

 

そこで活躍するのが

私たちが提供する施術であり、

アドバイスしているセルフケアです。

 

たまってしまった負担を

施術やセルフケアによって

積極的にとりのぞいていくわけです。

 

からだにたまった負担という汚れを

取れるうちに掃除するわけです。

 

ここでのポイントは

「取れるうちに」

ということです。

 

どういうことかというと

 

肩こりの人でイメージすると、

 

いつもスマホやパソコンなど

下を向く姿勢が多いことで

頭が前方に移動しているとします。

 

するとまず、首の後ろ側の筋肉が

がんばってくれることで

頭を支えてくれます。

 

しかし、筋肉も疲れてきます。

すると肩こりを感じてきます。

 

筋肉が緊張するということは

筋肉のはしっこには腱(けん)、

また付着部には靭帯(じんたい)

などの筋肉よりも硬くて

骨よりも柔らかい繊維も緊張します。

 

すると腱は骨に付着しているため

骨も引っ張られる形になり

骨が変形してくる

 

という悪循環が生まれます。

 

頭が前方に出ている人の

特徴として、

背中の首の付け根がぽこっと

ふくらんでいます。

 

これは前に出過ぎた頭を

支えるために脂肪を付着させて

後ろに引き戻すという

からだの防御反応です。

 

つまり最初は筋肉への負担

だけだったものが、

骨やからだの構造そのものを

変更してしまうことに

つながっていくのです。

 

こうなってしまうと

元に戻ることはありえません。

 

これが「取れるうちに」

という理由です。

 

では施術とは具体的に

からだに対して

なにをしているのでしょうか?

 

もっとも簡単にいうならば、

からだのクセを中和しています。

 

施術を受けたあと

姿勢がキレイになったり、

からだが動きやすくなったり、

痛みを感じにくくなったり

したことがあるかと思います。

 

これはからだのバランスが

整ったことによる作用です。

 

もう少し詳しくいえば

毎日、誤ったからだの使い方により、

からだの一部分にだけ

偏った負担がたまっていきます。

 

さきほどの肩こりの人でいえば

肩や首の後ろの筋肉への負担です。

 

すると筋肉は

緊張をゆるめることができず、

新陳代謝をうながすはずの

血の流れがとどこおります。

 

それにより、栄養不足になり、

また老廃物がたまっていき、

硬く柔軟性がなくってきます。

 

このままだと筋肉だけでなく

腱や靭帯、骨にまで

負担がたまっていきます。

 

施術の中で、

「ここ痛いですね」

「ここは問題ですね」

など言われたことがあるかと思います。

 

これはからだを触る中で

負担が特にかかっている部分を

見つけたときにお伝えしています。

 

つまり、助けを求めている

組織を見つけているわけです。

 

少しややこしいのが、

痛いところ=負担がかかっている

という単純なことではないのです。

 

自分としては痛くない

だけど負担がかかっている

 

という場合もあるということです。

 

その場合、

私たちに押されると

すごく痛いという経験をします。

 

いつもは痛くないのに

押されたときだけ痛い。

 

これを圧痛がある

という表現をしています。

 

この圧痛がある部分は

施術によって、

血の流れが良くなってくると

押されても痛みがなくなってきます。

 

施術のもつ役割の一つとして

負担のかかっている筋肉の

血の流れを回復して

本来の筋肉の持つしなやかな強さを

取り戻していくことです。

 

これを行うだけでも

施術後にからだが楽になったと

感じるわけです。

 

よく言われるのですが、

「気になっているところで手がとまる」

そのため

「痛い部分をわかってくれてる」

と言われることがよくあります。

 

ありがたいなと思う反面、

もしこれがわからなかったら

 

何を頼りに施術をしていると

思っているんでしょうか?

 

いくらなんでも

そこまで適当に人のからだを

みることはできませんよ。

 

少し長くなってしまいましたが、

ここまでは施術の効果について

圧痛という観点から説明しました。

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