日月除く 平日10時〜20時
2026年1月28日講演会「神崎組建築安全協力会」にて新春労働災害防止大会の特別講演実施

昨年度に引き続き、姫路市で100年以上続く老舗建設業である神崎組、建築安全協力会さまよりご依頼頂き、講演をする機会を頂きました。
神崎組は姫路城の修繕に関わられるなど多くの実績があり、関係者の皆様方約80名がご参加されました。中には、労働基準監督署長さまもご出席されておりました。

今回のテーマとしては、「頭痛肩こりストレートネック対策〜1日30秒の筋膜ストレッチ」として、建設業に携わる方が作業の合間に行いやすい内容をご紹介しました。
挨拶の中で、ゴルフの飛距離を伸ばすという話があり、背骨から胸郭のひねる動きの柔らかさが大切になってくることを伝えました。そしてその動きの中心になってくるのが丸くなりやすい背中であり、背中を伸ばせ、曲げられ、ひねることができるという状態になるための様々なエクササイズを皆さんと一緒に実施しました。

私たちの生活の中で、背骨を柔軟に動かすことは少なく、胸郭を含む背骨の柔軟性は低下しがちであると感じています。負担のかかった結果として、首が痛い、肩こりを感じる、頭痛があるなどの症状を感じているわけです。
今回は痛みの対処だけではなく、痛みの原因となると考えられる機能低下が簡易的にわかるテストも皆さんと実施しました。

痛みを感じるようになった、違和感を感じる、硬くなったと感じるなどは機能低下のサインであると感じています。代表的な指標の一つが姿勢の悪さであり、姿勢が悪いということは、重力に対して上手く適応できていない機能低下のサインであると考えています。

例えば、このバンザイの動きであっても、背中が丸くなっているねこ背姿勢の方は180度しっかりと手が上がりません。手が180度上がるためには、背中が伸びるという動きも必要になってくるためです。
こうした姿勢のゆがみを整え、可動域を十分に保つことで、真に痛みを感じにくくなると考えています。痛みが出るまで待っている必要はありません。気になる部位があるならば、その周りで関連する機能低下を早期に発見してエクササイズや施術により修正していくことが当たり前になってくると思います。
痛いから痛み止め、痛くないから治ったという短絡的な評価ではなく、5年後、10年後もやりたいことが続けられる身体づくりを共に行っていきたいと思います。

皆さんでお互いに行う内容も盛り込んだ1時間弱となり、少し早口となってしまいましたが、大変お世話になりました。
私たちが普段何気なく使っている商業施設なども、こうした建設業の方々の貴重な働きによって建てられているという事実を思い出す良い機会となりました。

昨年に引き続きのご依頼、心より御礼申し上げます。神崎組の皆さまの労働災害ゼロを目指して、ご安全に。
