【50歳以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・ヘバーデン結節】#3

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トータルボディケア

Refine(リファイン)です。

 

今回は、

【50才以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・へバーデン結節】#3

をご紹介します。

著者についての詳細
治療のいらない体づくりを目指すには姿勢の改善が不可欠と考えている歴12年のセラピストです。こどもの姿勢に関して2014年より「こどものための姿勢教室」として学校への講演会を100回以上開催し、各メディア(神戸新聞・朝日新聞・産経新聞)へも掲載。専門的すぎず全体を理解しやすいような情報提供を行っている。本内容はあくまでも個人の見解であり、読み物としてご覧いただく目的で作成されており、医学的根拠に基づくものではないことをご了承願います。

閉経をきっかけとした女性ホルモンの減少

前回は閉経をきっかけとした女性ホルモン量の減少ということにより、ホルモンバランスに乱れが生じることで起きる問題について取り上げます。

女性ホルモンという名前ですが、実は男性にもあります。男女ともに男性ホルモン、女性ホルモンは存在していますが、その量の割合が違うというわけです。

ホルモンは全身のいくつかの場所でつくられ、体に反応を起こします。多すぎても少なすぎても体への不調をまねきます。

女性ホルモンの減少の問題点

一見すると関係ないように思われる腱鞘炎に代表される手首の痛みや、指先に変形を起こすへバーデン結節とも関係があることが指摘されています。

女性ホルモンの減少により起こる変化
  1. 靭帯などが硬くなること
  2. 流れ悪くなること
  3. もろくなること

ということが考えられています。下記は復習ですので前回ご覧になられた方は飛ばしてください。

腱鞘炎

腱といわれる筋肉を引っ張る部分が滑りやすいように腱鞘という入れもの入っているのですがそこに炎症が起きてしまいます。腱鞘自体はさまざまな部分にあるのですが、代表的なのは肘から手首の痛みです。これも実は女性ホルモンと関連があり、閉経後や出産後などにも腱鞘炎が悪化する恐れがあります。

へバーデン結節

手の第一関節の変形のことで、第二関節の変形はブシャール結節と言われます。更年期以降に起きやすい指の変形の一つで、見た目にはリウマチかな?と思われる場合もあります。これも実は女性ホルモンとの関わりが強く、骨密度が低下してくる女性に多いといわれています。

閉経からの悪循環

繰り返しになりますが、

閉経からからだに起きること
  1. 靭帯などが硬くなること
  2. 流れ悪くなること
  3. もろくなること

これらの影響により、痛みを感じたり、動かしにくく感じたりと多くの症状が出てきます。

痛みという不快な症状によって、関節を動かす機会がさらに減っていってしまうことでさらにからだは硬く、血の流れも悪く、骨ももろくなっていきます。

閉経に伴う女性ホルモンの減少を防ぐことはできませんが、適度な運動を心がけることでからだの硬くなることを防ぎ、血の流れをよくすることで、強いからだをつくっていくことは可能です。

さて、次回はどんな行動をとれば対策できるのか?ということを具体的に説明します。

終わりに・・・

いかがだったでしょうか?

次回はいよいよ

【50才以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・へバーデン結節】#4

について解説します。

お楽しみに!

【50才以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・へバーデン結節】#1

【50才以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・へバーデン結節】#2

【50才以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・へバーデン結節】#3

【50才以降の女性は知っておきたい更年期・骨粗しょう症・腱鞘炎・へバーデン結節】#4

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